CACH(カック)は、ひずみモニタリングシステム『ST-COMM(エスティーコム)』よる異常監視を開始。このシステムを使用することで、人間では識別することができない異常を見つけることが可能になるそう。

地下工事現場でのモニタリングシステム概要図
現在、西松建設が施工中の地下工事現場において使用中の同システム。現状での目視点検の限界や地下工事現場の状況と人間の目では認識できない異常監視の必要性などの課題から、解決へと導くシステムの導入に注目が集まります。
このサービスを利用することで、作業員の目視点検に頼ることなく、定量的なデータをもとに対象物の異常を検知することができ、さらには建設現場での省人化、安全管理への貢献も期待できそうです。

データ確認画面
ST-COMMの主な特徴
1.人間では識別することができない異常を検知
2.片手で持ち運びができる大きさと重量
3.電源不要。内蔵バッテリーで数年間の稼働
4.観測建屋は不要。スマホでデータ確認や設定変更も可能
5.ソフトのインストール不要。スイッチONですぐに計測

ST-COMMとひずみセンサを接続した外観
ST-COMM機器仕様 ※1
機器サイズ :80x160x56mm(突起部除く)
質量 :500g(電池含む)
測定データ種類:ひずみ、温湿度(機器筐体内)
測定ひずみ点数:4点
ひずみ測定範囲:±3000μひずみ
適用センサ :ひずみセンサ(1ゲージ法2線式・3線式120Ω)
防滴性 :IP54相当
連続使用時間 :約5年(1日4回測定の場合)
電源 :単3形リチウム電池
使用温度範囲 :ー10 ~ +50℃
ST-COMMの提供価格やデータ確認画面などについては問い合わせを
E-mail :info@cach-inc.com