ヤンマー建機株式会社は、環境への配慮と高出力を両立したクローラキャリア「C50R-5A」を2020年2月より販売開始した。

同機は、北米(EPA) Tier4 final、欧州(EC) StageⅤ規制に対応した尿素SCRシステム採用のDPF付コモンレールエンジン「4TNV94FHT-NTBC」を搭載。特定特殊自動車排出ガス2014年規制(オフロード規制)に対応している。

環境性能とパワーを両立した尿素SCRシステム採用のDPF付ヤンマー製コモンレールエンジン「4TNV94FHT-NTBC」を搭載
従来機で評価が高かった強靭な足回りは継続し、フロントライトにLEDを採用することで暗所での作業性を向上。また、液晶モニターを大型化し、視認性と操作性も向上したという。

安定した作業を可能にする強靭な足回り
<「C50R-5A」4柱キャノピー三方開きベッセル仕様、側面>
さらにGPS・通信端末搭載機の位置情報を通信システムによって管理する「スマートアシストリモート」を搭載、建設機械を遠隔監視することで、メンテナンス時期やマシンのトラブルをすばやく把握し、常に適切なサービス・サポートの提供をも受けられるとのこと。

